姫路市の眼科駅ビル眼科フクナガ|姫路市駅前町188番1

駅ビル眼科フクナガ
電話番号079-221-3628
白内障(日帰り手術),眼科検診,緑内障検診
糖尿病網膜症治療(網膜光凝固術),コンタクトレンズ処方
眼内レンズ

眼内レンズとは

【ライフスタイルに適したレンズ選び】

白内障と眼内レンズの進化により、見え方の質(Quality of Vision)は大幅に向上しました。パソコンでインターネットをしたり、スポーツや料理を楽しんだりすることも可能になり、生活の質(Quality of Life)も高まります。

白内障治療の方法は、患者さまの眼の状態によって慎重に決定されなければなりません。白内障手術が必要であると主治医に診断されたら、仕事や趣味のこと、一日の生活においてどこを見ることが一番多いかなどを伝え、主治医とよく相談して、 あなたの眼の状態や生活に適した眼内レンズを選ぶようにしましょう。

眼内レンズ

眼内レンズの種類

  • 単焦点

    ピントが合う距離が1つ。選んだピント以外の距離を見るためには眼鏡が必要になります。

  • 多焦点

    ピントが遠方だけでなく、近方にもあります。単焦点と同距離の見え方を比較すると、見え方の質はやや低下しますが、遠近両方見えます。

【単焦点と多焦点の2種類の眼内レンズ】

加齢とともに白内障になりやすくなるので、眼科の定期検診などで早期発見に努めましょう。
手術をせずにそのままにしておくと、急性の緑内障やぶどう膜炎などを起こすこともあるので注意が必要です。充血したり、痛んだりすることはありません。

当医院で利用できる眼内レンズは?

  • 単焦点眼内レンズ
  • トーリック眼内レンズ
  • 多焦点眼内レンズ

単焦点眼内レンズ、トーリック眼内レンズそして多焦点眼内レンズの「レンティス コンフォート(参天製薬)」は保険適応となります。

単焦点眼内レンズ

単焦点眼内レンズは、ピントが合っている所は切れ味良く見えます

レンティス コンフォート(参天製薬)[新商品] 保険適応のある多焦点眼内レンズ「レンティス」は、「良好な遠方と中間の視力」「不快な自覚症状の抑制」「焦点深度の拡張」などを特徴とし、より快適な生活シーンをご提供します。
レンティス コンフォート
Vivinex Impress(HOYA) 保険適応の最新眼内レンズ。遠方に焦点を合わせたときある程度手元まで見ることができる、焦点深度拡張型眼内レンズです。
NS-60YG(ニデック社) 国産のレンズです。眼内レンズの偏位や傾斜による像のボケが起こりにくい、非球面設計の着色レンズです。
クラレオン SY60WF(Alcon社) 新素材による長期透明性を追及した単焦点眼内レンズです。術後安定性に優れています。
テクニスアイハンス オプティブルー Simplicty 次世代型の単焦点レンズで、単焦点レンズの鮮明度を維持しながら、中間距離程度もある程度良好な視力を提供することができます。単焦点レンズよりもやや見える距離が広いレンズと言えます。ただし、近方はほぼ老眼鏡が必要になります。
多焦点眼内レンズ

多焦点眼内レンズは従来の眼内レンズと違い、遠距離・中間距離・近距離など複数の位置に焦点が合います。遠くの景色にも近くのメモにもピントが合うようになります。

AcrySof IQ PanOptix Trifocal(日本アルコン)[新商品] <手元の近景も、中景も、遠景も>
今回発売された PanOptixR(パンオプティクス)は、3焦点(遠方・近方に加え中間距離(約60㎝))でピントが合う新しい多焦点眼内レンズです。 すでに70カ国以上で提供されており、老視矯正眼内レンズ市場をリードする製品となっています。
Clareon Vivity Extended Vision(日本アルコン)[新商品] 眼内レンズトップシェアを誇るAlcon社(アメリカ)製の「波面制御型焦点深度拡張レンズ」です。水晶体本来に近い自然な見え方を特徴として持つ「焦点深度拡張レンズ」にAlcon社最新の波面制御(X-WAVETMテクノロジー)が取り入れられています。 最新の技術により、多焦点眼内レンズのデメリットを軽減し、同時に単焦点眼内レンズのメリットも持ち合わせた画期的な多焦点眼内レンズです。
テクニスシンフォニー 遠方から中間まで幅広くピントが合う新しい多焦点眼内レンズです。従来のレンズでは遠方と近方の2点にしかピントが合わないため、中間距離で視力の落ち込みがありました。 このレンズはエシェレット回折構造を採用することで、ピントの合う範囲を広げ、遠方から中間まで視力の落ち込みがなく、自然な見え方を得ることができます。 また、眼全体の色収差を補正するアロマティックテクノロジーを搭載しているため、コントラスト感度が向上し、見え方の質もいいレンズです。
テクニスマルチフォーカルワンピース 瞳孔径に依存しない視機能を実現する全面回折型の多焦点眼内レンズです。シャープエッジデザインでPCOの発現を抑制し、Tri-Fixデザインが長期にわたる安定性をもたらします。
テクニスシナジー 焦点深度拡張型レンズ「テクニスシンフォニー」と2焦点型レンズ「テクニスマルチフォーカル」を組み合わせた進化型レンズともいわれ、遠方・中間・近方を連続的に見ることができます。 欧米では既に有益な効果が出ているレンズで、日本では2021年4月より使用が開始されています。
ファインビジョンHP 多焦点眼内レンズ「ファインビジョンHP」は、独自のFINEテクノロジーにより、遠方・中間・近方において連続的に良好な視力を提供し、眼鏡依存度の軽減が期待できます。 また、左右対称のダブルCループを特徴としており、4つの接着面によって水晶体嚢内での優れた安定性を実現します。 素材は特許を持つ独自の疎水性アクリル素材(GFY素材)を使用しています。

選定療養について

選定療養とは、保険診療と自由診療を併用できる制度になります。本来、保険が適用されない自由診療(保険外診療)を受けると保険が適用される診療も含めて、医療費の全額が自己負担となります。 ただし、厚生労働大臣の定める「選定療養」については、保険診療との併用が認められています。

選定療養を受ける場合、通常の治療と共通する部分(診察・検査・投薬・入院料等)の費用は、一般の保険診療となり、お支払額は健康保険で定められた負担割合になります。

健康保険の対象となる単焦点眼内レンズは、あくまでも白内障を治療する目的に限定されますが、白内障を治療する手術の部分と、老眼を改善するレンズの部分を区分けして考えることで、 老眼を治療するレンズの差額を自己負担すれば、あとは健康保険の対象となるのが選定療養の仕組みになります。

多焦点眼内レンズをご希望の患者様には、トータル的には以前より価格を抑えた費用で、手術を受けていただけるようになりました。

ただし、民間の先進医療保険の特約が使用できなくなりましたのでご注意ください。

選定療養
選定療養 自己負担金
多焦点眼内レンズの種類 金額
テクニスマルチフォーカルワンピース
(2焦点レンズ)
150,000円(税込)
テクニスシンフォニーVB
(2焦点レンズ)
170,000円(税込)
テクニスシンフォニートーリックVB
(2焦点レンズ)
190,000円(税込)
テクニスシナジーVB simplicity
(3焦点 自然視覚レンズ)
210,000円(税込)
テクニスシナジーTVB simplicity
(3焦点 自然視覚レンズ)
240,000円(税込)
Clareon非球面PanOptix トリフォーカル
疎水性アクリル眼内レンズ(CNWTT0)
(3焦点 自然視覚レンズ)
240,000円(税込)
Clareon非球面PanOptix TORICトリフォーカル
疎水性アクリル眼内レンズ(CNWTT2、CNWTT3、CNWTT4、CNWTT5、CNWTT6)
(3焦点 自然視覚レンズ)
260,000円(税込)
Clareon Vivity Extended Vision
眼内レンズ AutonoMe オートプリロードデリバリーシステム(CNAET0)
(焦点深度拡張型自然視覚レンズ)
250,000円(税込)
ファインビジョンHP 240,000円(税込)